聞こえている音や
見ている景色を
これが標準だと誰が言えるだろう
屁理屈ではない
僕が今感じていると思っている不快さは
僕が決めた原因によるもので
精神的肉体的な苦痛で生まれた妄想が
悪いほう悪いほうへ導かれた結果であって
結局僕は本当の原因を知らないまま見当違いな怒りを増幅させている、なんてことは大いにありうることなのだ
でもそんな見当違いな感情を否定する必要はどこにもなくて
ただ受け入れればいい受け止めればいいのだと思う
苛立つならイラついて、恐れがあるなら恐いと言えばいい
ぼくは恐いと言えばいい
変に気取る必要なんてない
男らしくないとか女らしくないとか
そんなこと思わなくていい
独立した生き物だよ究極的には
人間って。