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teresuwatebesu's blog

ときどき宇宙のことを考えるといいらしい

主観の朧げさ

一度でも自分を、相手を、詐欺師かもしれない、と疑ったことがあるだろうか


自分は、なろうと思えばプロの詐欺師になれるのではないかという自覚みたいなものがある

街で見かける媚びているような視線や姿、振る舞いを眺めていると
きっとこういう人は騙されるのだろうなあと感じる


警戒心の薄さ、世間体、自分に対する自信と不安、他人からの自分への興味、関心


日本人の性格(性格というより性質といったほうが正しいかもしれない)は
詐欺にとって好都合な構造のような気がする


いい顔しいというか

悪く思われたくないから

嫌な人だと思われたくないから



誰に対しても 最初の扉は少し開いてる

インターホンが鳴るのを少し期待している


顔のない他人のために生きている節がある




そういうことに気づいていても

街で道を尋ねられれば曖昧に笑って応じるし

知らない人から声をかけられてもついつい笑みで応えてしまう


いい顔しいなのは家庭環境もあってかもはや染みついてる




自覚があるといったけど
自分が詐欺をしようと思わないのは良心の呵責のおかげだ

まあようするに悪者になりたくない、っていう自己防衛のおかげでそうしないわけであって


すでに大なり小なり騙してるしね






最近は
塞いでる自分は、誰もいない部屋だけで充分だと
割り切るように心がけてる

そうすると
温められる前の言葉が饒舌にでてきてしまって自分本位ではないことばかり口をついてしまうけど

自分なんて端からこんなもんだと思うようにした



もう自分を特別だなんて思わない、思っちゃいけない


殺しますよー、自分を。


きっと周りには
表のツラはへいこらへいこらしてる
自分のない人間に映っていると思う





普通、人は

誰かに知覚されることで快感を覚えていくんだろうけど


天邪鬼のおれは
その多数派の考え方に同調したくなくて笑


誰にも知られないまま死んでいくことに

少なからず美学を感じるようになった


それはすこしかなしくてすこし甘い



でもそれは単に



見せたくないもののほうが多すぎるだけ